手書きパターンへの情報埋め込み †
- 目的
- 紙とペンによる手書きパターンは,人間が書き,人間が読むために数千年来
利用されてきたものである.従って,手書きパターンは人間の最も自然な
情報伝達・蓄積手段であると言えるが,逆に言えばその情報伝達・蓄積機能
は数千年前から何ら変わっていない.本研究開発では,この手書きパターン
の持つ機能の飛躍的な向上を目指して,「データ埋め込みペン」を実用化し
たいと考える.
- \- この「データ埋め込みペン」は,筆記時にペン先から通常の黒インクだけで
なくデータを埋め込むための専用インク - 情報インク - を塗布する機能
を持つものとして設計されている.この情報インクの塗布ドットパターン
を制御することで,ユーザの筆記と同時にリアルタイムに任意データの埋め
込みが可能になる.こうしてデータが埋め込まれた手書きパターンは,従
来の手書きパターンはない,様々な利用価値を有すると考えられる.

- 説明資料(準備中)
- 応用例の図
- 署名における筆記者の保証

- 署名における筆記時期の保証

- 商品に対する手書きタグ

- 物流における利用

- サイバー空間へのリンクとしての手書きパターン

- 関連論文
- 関連特許
- 情報埋込み用筆記ペン装置及び埋込み情報読取システム(特願2005-273986)